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ChatGPTなど生成AIに社外秘を入力してよいか:学習させない設定と法人プランの違い

この記事の要点

  • 入力した内容がAIの学習に使われるかどうかは、「どのサービスか」よりも「どのプランで、どの設定で使うか」で決まります。
  • ChatGPT・Gemini・Claude・Copilot のどれも、法人向けのプランや仕事用のアカウントでは、既定で学習に使われません。個人向けのプランは、有料でも扱いが違います。
  • 学習に使われない設定にしても、送った内容は一定期間保存されます。社外秘は「法人向けの契約で扱う」か「外部に送らない仕組みで扱う」のが基本です。

※ 2026年9月30日時点で各社の公式ページを確認した内容です。各社の扱いや画面の表記は変わることがあるので、使う前に下の「参考」の公式ページで最新の情報をご確認ください。

結論:プランと設定で決まる

社外秘を入力してよいかは、次の順番で考えると整理できます。

  1. 法人向けのプラン(仕事用のアカウント)か:法人向けは既定で学習に使われず、会社としての契約で守られます。
  2. 個人向けなら、学習に使わせない設定になっているか:個人向けは、設定しだいで学習に使われます。
  3. そもそも外部に送ってよい情報か:個人情報や、取引先から預かった秘密情報は、法令や契約で制限されていることがあります。

各社の扱い(2026年9月時点)

サービス個人向けプラン法人向け
ChatGPT(OpenAI)Free・Go・Plus・Pro は、設定がオンのままだと学習に使われることがあるChatGPT Business(旧 Team)・Enterprise・Edu と API は、既定で学習に使わない
Gemini(Google)「アクティビティの保存」がオンだと学習に使われ、人が会話を読むこともある(18歳以上は既定でオン)Google Workspace の仕事用アカウントでは、許可なく人が読むことも、組織の外で学習に使うことも無い
Claude(Anthropic)2025年8月の規約改定から、学習に使うかを本人が選ぶ方式Team・Enterprise と API は、既定で学習に使わない
Copilot(Microsoft)2026年8月から提供されている新しいアプリは、学習に使わないと説明されている。古いアプリは既定で学習に使う職場・学校のアカウントで使う Copilot(旧 Microsoft 365 Copilot)は、エンタープライズ データ保護の対象で、学習に使わない

有料の個人向けプラン(ChatGPT の Plus・Pro、Claude の Pro・Max など)は、お金を払っていても「個人向け」の扱いです。会社として使うなら、法人向けのプランか仕事用のアカウントを選ぶのが確実です。

個人向けプランで学習を止める設定

個人向けのプランを使う場合は、少なくとも次の設定を確かめます。画面の表記は、各社のヘルプに載っている名前です。

サービス学習を止める設定履歴に残さない使い方
ChatGPT設定 → データコントロール →「すべての人のためにモデルを改善する」をオフ一時チャット(学習に使われない。安全のため最長30日は保存)
Gemini設定とヘルプ → アクティビティ →「オフにする」一時チャット(学習に使われない。72時間は保存)
Claude設定 → プライバシー →「AIモデルの改善を支援する」をオフシークレットチャット(学習に使われない。既定30日は保存)
Copilot(古いアプリ)プロフィール → プライバシー → 会話を学習に使う項目をオフ―

オフにした後の会話から、学習の対象外になります。オフにする前の会話は、各社の扱いに従います。

設定しても残る注意点

  • 送った内容は、しばらく保存されます。 学習に使われなくても、不正利用の確認などのために一定期間は保存されます(例:Gemini はアクティビティの保存をオフにしても72時間、Claude は学習を許可しない場合30日)。
  • 評価ボタンを押すと、その会話は改善に使われることがあります。 回答への高評価・低評価などのフィードバックを送ると、学習をオフにしていても、その会話が改善に使われることがあると各社が説明しています。
  • 人が読むことがあります。 個人向けのサービスでは、不正利用の調査や改善のために、担当者が会話を読むことがあると各社が説明しています。「読まれて困る情報は入力しないで」と明記しているサービスもあります。
  • 契約と法令も確かめます。 取引先との秘密保持契約で、預かった情報を外部のサービスに渡すことが制限されていることがあります。個人情報を入力するときは、利用目的の範囲内かどうかにも注意が必要です。

情報の区分ごとの使い分けの目安

情報の区分例使い方の目安
公開情報ホームページやカタログの内容どのサービスでもよい
社内限り社内の手順書、会議のメモ法人向けのプラン、または学習を止めた個人向けプラン
秘密情報見積もり、未発表の製品、取引先の資料会社が認めた法人向けのプランに限る。契約で制限がないかも確かめる
外部に一切出せない情報契約で外部への提供が禁じられた資料など外部に送らない仕組み(自社の機械の中で動かすAI)で扱う

この区分を、社内のルールとして文書にしておくと、社員が迷わずに使えます。ひな形は生成AIの社内ルールの作り方に載せています。

外部に一切送らずにAIを使う方法として、当社では自社の機械の中でAIを動かしています。構成と実測はローカルLLMに必要なスペックと速度・電気代を実測で紹介しています。

まとめ

  • 会社で使うなら、各社の法人向けのプランや仕事用のアカウントを選ぶのが基本です。
  • 個人向けのプランを使う場合は、学習を止める設定を確かめ、社外秘は入力しないようにします。
  • 外部に一切出せない情報は、外部に送らない仕組みで扱います。

当社では、使うサービスやプランの選び方、社内ルールづくり、外部に送らないAIの構成まで、生成AIを安全に使うためのお手伝いをしています。お気軽にご相談ください。詳しくはAI活用支援のページをご覧ください。

参考(各社の公式ページ)

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